GシリーズではLEDヘッドランプバルブに最適化した車載用LEDチップを採用。
専用フィラメント型LEDだから実現したGシリーズの2つのポイント
ポイント1
LEDヘッドランプバルブの光源に求められる、高い視認性に加え、愛車を美しく彩る光波長分布を徹底的に調査・研究。新たにIPFが提案する色調は目に優しく力強く、そして美しい。晴天時の美しさのみならず、悪天候時の高い視認性をも可能にしました。
ポイント2
LED発光面をハロゲンバルブのフィラメントと同等の形状・寸法にすることで、ハロゲンバルブ用に設計された灯体に装着した際も、本来の配光を乱すことなく、正確な照射が可能。LED発光面全体を均一に発光させることで、照射パターンに生じる明るさのムラを低減させることに成功。IPF史上最高のムラのない照射性能を獲得しました。(2023年07月現在)

完全配光、色温度6500Ｋの美しい青白光を照射。高い視認性で夜間走行に安心と安全を提供

ノーマルハロゲン

G シリーズ( 本製品)

3つの新しいテクノロジーによって実現した全光束6000lm
優れた放熱性によりトップクラスの明るさと完全配光を両立

　LEDヘッドランプバルブ開発のキーとなり、二律背反とも言える配光性能と明るさの両立。配光性能を追求するとバルブは薄型化される一方で、LEDチップの廃熱・冷却の面では厚型構造の方が有利。冷却性能の良し悪しは、すなわちLEDバルブのパワー（＝明るさ：ルーメン数）を決定づける重要な要素となります。これらを両立するため、Gシリーズでは新たに３つの新しいテクノロジーを投入。
　明るさ、6000lm(従来品5000lm)を実現するとともに、完璧とも言える配光性能の両立に成功しました。

テクノロジー1　『デュアルCPS*』（特許第6178943号）　*デュアルCPS=Dual Copper Post Structure
　IPF製LEDヘッドランプバルブのLED基板には高度な製造技術を要する“ポスト工法”で製造された銅基板を採用。
　Gシリーズではこのポスト工法LED銅基板を用いながら、その筐体構造をさらに進化させた新開発『デュアルCPS』を塔載。2枚の大型LED基板を背面合わせにし、それらをLEDボディで包み込む構造で、薄型化を実現しながらも、LEDから発生した熱をLED基板とLEDボディを通してヒートシンクまで効率よく導くことが可能となりました。

テクノロジー2　『高熱伝導・高熱放出構造』
　 LEDボディは複雑な形状と高熱伝導を両立する高熱伝導アルミニウムダイカスト合金を使用。ヒートシンクは定評のあるアルミニウム合金A6063材＆押出成形。X2シリーズでは放熱性をさらに高めるため、形状を最適化しました。

テクノロジー3　『高性能大型電動冷却ファン』
　 Gシリーズのオールインワンタイプには、業界最大クラスとなるΦ40mm大型ファンを新塔載。圧倒的な風量でバルブを強力に冷却。

小型・長寿命・低ノイズを実現した新開発SEPIC方式* 定電流ドライバーユニット採用。 24V車にも装着可能！

小型化と高い信頼性、低ノイズを実現するため、GシリーズではSEPIC*1方式のドライバー回路を採用。国内メーカー製のハイブリッドコンデンサや3端子フィルタ、コモンモードチョークコイルなどを搭載。
一般的な12V車以外にも、24V車やハイブリッド車、EV、PHEVなど、さまざまな車種で安心してご使用いただけます。
*1　Single Ended Primary Inductor Converter

⾼いEMC性能（ノイズ対策）と数々の安全装置を搭載

　基板パターンを最適化しEMC対策（ノイズ対策）を図るとともに、⾼性能ノイズフィルターを搭載することにより⾼いラジオノイズ抑制性能を実現。さらに、自動車メーカーのライン純正部品の要求レベルに準じた静電気・電源パルス保護機能や過電圧保護機能、過電流保護機能など、数々の安全機能を搭載。

4ステップ簡単取付ドライバーユニット一体

　オールインワンボディーにすることで圧倒的な取り付けやすさを実現するとともに、ドライバーユニットもファンで同時に冷却できるため、電子部品の高温度化による製品故障を防止。

多彩なバルブラインナップ / 製品寸法

各バルブタイプ専用設計にすることで完全配光を実現しました。

　純正ハロゲンバルブに対して約親指1本分(25mm)の奥行きがあれば取付け可能です。ヘッドランプからバルブを外す際の寸法は約指5本分(100mm)ほどが必要です。バルブを外すスペースが確保出来ない場合はヘッドランプを取り外してからバルブを交換する必要があります。あらかじめご了承願います。

自動車メーカーの品質基準に準拠した各種試験を実施

　車検で使用されるヘッドライトテスターでの測定試験や実車での耐久試験はもちろんのこと、耐水、耐振動、耐衝撃、高温・低温、塩泥水、粉塵試験など自動車メーカーの厳しい品質基準に準拠した過酷な試験を行い、製品の信頼性を向上させております。