抜群の 配光性能と明るさを誇るIPF LED ヘッドランプバルブが、F シリーズとして進化。H11・HB3/4・HIR2 の各専用バルブタイプ( ドライバーユニット一体・オールインワンモデル) が登場。
従来品から高評価を頂いている「明るくワイドな配光」「取り付け簡単」のオールインワンモデルが、多数の最新のテクノロジーを取り入れ、さらに進化しました。「より高い信頼性を確保しながら、光束維持率( 明るさの持続性) を向上。」また、「車検測定ポイント（ホットゾーン）の光度がさらに向上。」より安心安全で快適なナイトドライブを提供する完全配光を実現しました。
～ その抜群の配光性能と明るさは、つぎの領域へ ～
「LED ヘッドランプバルブ F シリーズ オールインワンモデル」の誕生です。

完全配光、色温度6500Ｋの美しい青白光を照射。高い視認性で夜間走行に安心と安全を提供

ノーマルハロゲン

F シリーズ( 本製品)

3つのテクノロジーによって実現した全光束5000lm( 従来比約138%)!!
優れた放熱性によりトップクラスの明るさと完全配光を両立

　LEDヘッドランプバルブ開発のキーとなり、二律背反とも言える配光性能と明るさの両立。配光性能を追求するとバルブは薄型化される一方で、LEDチップの廃熱・冷却の面では厚型構造の方が有利。冷却性能の良し悪しは、すなわちLEDバルブのパワー（＝明るさ：ルーメン数）を決定づける重要な要素となります。これらを両立するため、Fシリーズでは3 つのテクノロジーを採用。
　従来品比約138%となる5000lm(従来品3600lm)を実現するとともに、完璧とも言える配光性能の両立に成功しました。

テクノロジー1　『デュアルCPS*』（特許第6178943号）　*デュアルCPS=Dual Copper Post Structure
　IPF製LEDヘッドランプバルブのLED基板には高度な製造技術を要する“ポスト工法”で製造された銅基板を採用。
　Fシリーズではこのポスト工法LED銅基板を用いながら、その筐体構造をさらに進化させた新開発『デュアルCPS』を塔載。2枚の大型LED基板を背面合わせにし、それらをLEDボディで包み込む構造で、薄型化を実現しながらも、LEDから発生した熱をLED基板とLEDボディを通してヒートシンクまで効率よく導くことが可能となりました。

テクノロジー2　『高熱伝導・高熱放出構造』
　 LEDボディは複雑な形状と高熱伝導を両立する高熱伝導アルミニウムダイカスト合金を使用。ヒートシンクは定評のあるアルミニウム合金A6063材＆押出成形。Fシリーズでは放熱性をさらに高めるため、形状を最適化しました。

テクノロジー3　『高性能大型電動冷却ファン』
　 Fシリーズのオールインワンタイプには、業界最大クラスとなるΦ40mm大型ファンを新塔載。圧倒的な風量でバルブを強力に冷却。

小型・長寿命・低ノイズを実現した新開発SEPIC方式* 定電流ドライバーユニット採用。 24V車にも装着可能！

小型化と高い信頼性、低ノイズを実現するため、X2シリーズではSEPIC*1方式のドライバー回路を採用。国内メーカー製のハイブリッドコンデンサや3端子フィルタ、コモンモードチョークコイルなどを搭載。
一般的な12V車以外にも、24V車やハイブリッド車、EV、PHEVなど、さまざまな車種で安心してご使用いただけます。
*1　Single Ended Primary Inductor Converter

⾼いEMC性能（ノイズ対策）と数々の安全装置を搭載

　基板パターンを最適化しEMC対策（ノイズ対策）を図るとともに、⾼性能ノイズフィルターを搭載することにより⾼いラジオノイズ抑制性能を実現。さらに、自動車メーカーのライン純正部品の要求レベルに準じた静電気・電源パルス保護機能や過電圧保護機能、過電流保護機能など、数々の安全機能を搭載。

4ステップ簡単取付ドライバーユニット一体

　オールインワンボディーにすることで圧倒的な取り付けやすさを実現するとともに、ドライバーユニットもファンで同時に冷却できるため、電子部品の高温度化による製品故障を防止。

HIR2専用設計タイプも加えた多彩なバルブラインナップ / 製品寸法

　H11、HB3/4 タイプに加え、FシリーズではHIR2専用設計タイプも用意。C-HR など人気車種にも装着が可能。一般的なHB3/4・HIR2共用タイプでは発光点が異なるためカットオフラインが不鮮明になる、散乱光が発生するなど配光に影響が出ますが、各バルブタイプ専用設計にすることで完全配光を実現しました。

　純正ハロゲンバルブに対して約親指1本分(25mm)の奥行きがあれば取付け可能です。ヘッドランプからバルブを外す際の寸法は約指5本分(100mm)ほどが必要です。バルブを外すスペースが確保出来ない場合はヘッドランプを取り外してからバルブを交換する必要があります。あらかじめご了承願います。

自動車メーカーの品質基準に準拠した各種試験を実施

　車検で使用されるヘッドライトテスターでの測定試験や実車での耐久試験はもちろんのこと、耐水、耐振動、耐衝撃、高温・低温、塩泥水、粉塵試験など自動車メーカーの厳しい品質基準に準拠した過酷な試験を行い、製品の信頼性を向上させております。