フィラメント型LED による抜群の 配光性能と明るさ、コンパクト設計による取り付け適合性の高さを誇る「LEDヘッドランプバルブX2(エックス・ツー)」コンパクトH4タイプに、旧車ファン待望の2400K(ケルビン)DEEP YELLOW 「極黄」が登場。
「専用の2400Kフィラメント型LEDを使用し、明暗ムラの少ない配光性能と雨・霧の悪天候時に視認性に優れた極黄光を照射」。「高い信頼性を確保しながら、大幅にパワーアップした中心光度で、遠くまで明るく光が届く」。より安心安全で快適なナイトドライブを提供する完全配光、そして遠方照射を実現しました。
~ ナイトドライブに機能性・スタイルを求めるノスタルジックカーファン、エンスージアストへ ~
取り付け車両年式限定※「LEDヘッドランプバルブ X2 コンパクトH4 2400K(極黄)」の誕生です。
※本製品の取り付けは車両年式限定 。(平成17年/2005年12月31日以前に製造した車両のみ車検対応。)
さらなる理想を追求しLEDチップの開発からスタート
X2 シリーズではLED ヘッドランプバルブに最適化した車載用LED チップをLED チップメーカーと共同開発。
LED チップメーカーとの共同開発だから実現したX2 シリーズの2 つのポイント
ポイント1
新たにIPFが提案する色調は、IPF 製ハロゲンバルブを代表するDEEP YELLOW「極黄」。イエロー色のフィルターを用いることなく、LED 単体でIPF 特有のディープイエロー( 極黄) 色発光が可能となりました。フィルターによる明るさの減衰がなくなることで、ホワイト光(6500K) と変わらない高い光束値を実現。晴天時の美しさのみならず、雨・霧の悪天候時に高い視認性を確保します
ポイント2
LED 発光面をハロゲンバルブのフィラメントと同等の形状にすることで、ハロゲンバルブ用に設計された灯体に装着した際も、本来の配光を乱すことなく正確な照射が可能となります。H4 コンパクトモデルでは中心光度重視で、ロービームでは手前が明るく、ハイビームではより遠くまで光が届く遠方照射を実現。LED 発光面全体を均一に発光させることで、照射パターンに生じる明るさのムラを低減させることに成功。IPF 史上最高のムラのない照射性能を獲得しました。(2019 年6 月現在)
LEDヘッドランプバルブ開発のキーとなり、二律背反とも言える配光性能と明るさの両立。配光性能を追求するとバルブは薄型化される一方で、LEDチップの廃熱・冷却の面では厚型構造の方が有利。冷却性能の良し悪しは、すなわちLEDバルブのパワー(=明るさ:ルーメン数)を決定づける重要な要素となります。これらを両立するため、X2シリーズでは新たに3つの新しいテクノロジーを投入。
2400Kの極黄光ながらHiビームでは白色光6500K同等の4000lm、Loビームでは2800lmの高い光束値を実現するとともに、完璧とも言える配光性能の両立に成功しました。
テクノロジー1 『デュアルCPS*』(特許第6178943号) *デュアルCPS=Dual Copper Post Structure
IPF製LEDヘッドランプバルブのLED基板には高度な製造技術を要する“ポスト工法”で製造された銅基板を採用。
X2シリーズではこのポスト工法LED銅基板を用いながら、その筐体構造をさらに進化させた新開発『デュアルCPS』を搭載。2枚の大型LED基板を背面合わせにし、それらをLEDボディで包み込む構造で、薄型化を実現しながらも、LEDから発生した熱をLED基板とLEDボディを通してヒートシンクまで効率よく導くことが可能となりました。
テクノロジー2 『高熱伝導・高熱放出構造』
LEDボディは複雑な形状と高熱伝導を両立する高熱伝導アルミニウムダイカスト合金を使用。LEDからの熱を効率良くヒートシンクへ導き、効果的に冷却します。
テクノロジー3 『LACH*(ラック)』*LED Air-Cooling Hole
LED基板のサイズを超大型化し、放熱性を大幅に高めると共に、LEDボディ下部に空気の流れを利用した空冷口「LACH」を新採用*(特許第6410983号)
高い信頼性、低ノイズを実現するため、X2シリーズではSEPIC*方式のドライバー回路を採用。国内メーカー製のハイブリッドコンデンサや3端子フィルタ、コモンモードチョークコイル、フェライトコアなどを搭載。
⾼効率化を追求した回路のチューニングにより、消費電⼒はわずか25W。HID(約42W)やハロゲンバルブ(55〜65W)と⽐較し⼤幅なエネルギー削減に貢献します。
一般的な12V車以外にも、24V車やハイブリッド車、EV、PHEVなど、さまざまな車種で安心してご使用いただけます。
*Single Ended Primary Inductor Converter
基板パターンを最適化しEMC対策(ノイズ対策)を図るとともに、⾼性能ノイズフィルターを搭載することにより⾼いラジオノイズ抑制性能を実現。さらに、自動車メーカーのライン純正部品の要求レベルに準じた静電気・電源パルス保護機能や過電圧保護機能、過電流保護機能など、数々の安全機能を搭載。
一部のトヨタ、ダイハツ車では、LEDバルブへ交換をすると、ハイビームインジケータランプが点灯しなくなる場合がありますが、本製品は点灯回路を内蔵することにより、ハイビームインジケーターも正常に作動。
※一部の低年式車については点灯しない場合があります。その際は別途 H4 ハイビームインジケーター点灯回路(品番:WA-4 税抜¥2,400)の装着が必要となります。
ヘッドランプ後方スペースの狭い車に最適なドライバーユニット別体のセパレートタイプ。冷却ファンを無くし薄型化。熱を効率的に逃がすヒートシンク形状により明るさを犠牲にする事なく、静音性と放熱性を両立。(意匠登録出願済み)
車検で使用されるヘッドライトテスターでの測定試験や実車での耐久試験はもちろんのこと、耐水、耐振動、耐衝撃、高温・低温、塩泥水、粉塵試験など自動車メーカーの厳しい品質基準に準拠した過酷な試験を行い、製品の信頼性を向上させております。
IPF LEDヘッドランプバルブのDNAを継承する X(Cross)-LINE CONCEPT をX2シリーズでも踏襲。LEDから発せられた力強い光をイメージした4本のクロスラインを取り入れ、力強さとスピード感を強調しています。セミグロスブラック仕上げのアルミ合金製ヒートシンク。その側面にはレーザー刻印されたIPFロゴを配し、IPFのコーポレートカラー「情熱」を表現したピンクをOリングに採用。IPFブランドの想いが込められた外観デザインは、比類の無い本物の証です。
さらにX2シリーズH4タイプには、バルブ先端に光輝エンブレムを採用。ヘッドランプを美しく演出し、ステータス性を高めます。